日記

近未来・宇宙を感じるバレエ

深夜、なんとなくBSNHKを見ていたら、なんやこれ!(好きの意味)と思うような舞台芸術が流れていました。

バレエ作品です。モナコ公国モンテカルロ・バレエ「コッペリア COPPEL-I.A.」

近未来や宇宙を感じる衣装、空間、電飾、音楽、ロボットのような振り付け、めーっちゃ私好みです(興奮)
バレエに詳しくはありませんが、こういうバレエがあると知れて良かったです。

このコッペリアという作品、調べたところ元々は古典作品らしいのですが、モンテカルロ・バレエ団のジャン=クリストフ・マイヨー芸術監督によって、メイン役の機械仕掛けの人形(Coppélia)をAI搭載ロボット(COPPEL-I.A.)に置き換えて2019年に初演されたとのこと。

手塚治虫作品「火の鳥」に出てくるチヒロをちょっと思い出しました。

パッケージデザインもグッと来る。

”古典を現代的、近未来的に”という流れは個人的に好きです。

日本でフツーに育った私としては、バレエやオペラのイメージは小〜中学校の音楽の教科書の挿絵のような、昔の西洋のドレス衣装や空間など古典的なものでしたが、JKの頃にこれまた深夜のBSでたまたま見かけたオペラで感動したことがありました。

ヴェルディ 歌劇<<椿姫>> アンナ・ネトレプコ

一人の女性の栄枯・悲劇を描いた古典作品です。真っ白な空間に大きな時計、ソファ、主役の赤いドレス、男性陣の黒スーツ、至ってシンプルです。引き算の美学と言いますか、装飾が少ないことにより、一層主人公の悲劇が引き立ちます。もちろん装飾は演出として必要ですが、この舞台は装飾が少ない=その分ひとつひとつが強い意味合いのあるもの、シンボリックな要素だと感じます。

現代的な演出で2005年に初演されました。主演のアンナ・ネトレプコさんも魅力的です。先述のバレエと同様に、オペラ界に造詣はありませんが“これ絶対ハマり役やん”と当時思いました。初めてオペラのDVDを購入したのがこの作人です。今でも私が唯一持っているオペラのDVDです。

海外だけでなく、日本でもスーパー歌舞伎など古典を現代的に演じる流れがありますよね。まだ観たことがないので観に行きたいです。

古き良きを取り入れつつ現代へ。自分に当てはまるものですとYouTube、グラフィック、地方の伝統工芸を新しいものになど、デザインワークですね、色々やってみたいことがあります。

もちろん着物も。着物も古典→現代的な着方、素材、柄、シーンなどありますよね。私も私なりに”今を生きる着方”ができるようになりたいなぁと思います。

あ、そんなこと言うてますが、昔から今にタイムスリップしたかのようなスタイルや生活をされてる方がいらっしゃいますよね、私それもええやんええやん!と思っています。今を生きていても、”生きたい時代やスタイル”は人それぞれなので、時空を問わず今を楽しまれたらええやんええやん!ですね(なんか前回の投稿に似たな〜)

〜結論〜
深夜のBSでたまに名作に出会える。

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